本事業では、BIM+CAD+CAM連動による大版CLTパネルを活用した木造オフィスの設計実証に加えて、CLT大版を用いた新たな工法に関する部材実証を行う。本事業で実証しようとする設計システムは、設計初期段階よりBIMを採用するだけでなく、CLTの加工も見据えたCAMとの連動を前提として設計の合理化に取り組む。また、CLTの大版を用いた工法システムは、オフィス以外の様々な用途の建築物に応用可能であり、本システムの普及性及びコスト合理性についても実証する。
©2021 木構造振興株式会社/公益財団法人日本住宅・木材技術センター