本件は狭小地に計画する9階建て中層テナントビルである。一般的な中規模ビルでは意匠計画上、耐震要素を配置できる部分が限定され、ファサード計画にも影響する場合もありデザインや建築計画上の制限が多くなる。そこでデザインと住環境に寄与する開口を備えた有孔CLT耐力壁を採用し、その性能実験及び設計検証を行う。
©2021 木構造振興株式会社/公益財団法人日本住宅・木材技術センター