事業の検索結果

実証内容

建物用途

CLT使用部位

階数

適用した構造計算ルート

構造形式

防火上の地域区分

 
 
 

適用した防耐火性能

都道府県

北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
  • 凡例:
  • 実証年度
  • 都道府県
  • 実証内容
  • CLT使用箇所

(一財)日本鯨類研究所太地支所施設 新築工事の性能・建築設計実証

  • 実施者:株式会社山長商店
  • 協議会運営者:有限会社阪根宏彦計画設計事務所
  • 令和元年度補正
  • 和歌山県
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

鯨類研究施設の大屋根に、CLTとS造(逆梁)によるハイブリット構法のフレームを設置し、準耐火建築の実現を目指した。CLT + S造(逆梁)フレームには、CLTの檜-杉ハイブリット材を現しと、総合的な建築コスト低減効果を主軸に、建設の合理性から設計し、CLT + S造(逆梁)の性能を実証した。

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CLT90の耐震壁開発による安定供給に向けた実証

  • 実施者:(株)鳥取CLT
  • 協議会運営者:(株)ハフニアムアーキテクツ
  • 令和6年度
  • 鳥取県
  • 低コスト化実証

実証した内容

90mm厚の小幅CLT材の用途開発事業。木造やS造の軸組内の高性能耐震壁を開発する。基本的に耐火構造である場合を想定し、耐火層貫通部でのせん断力伝達と延焼性のないことの確認を行い、金物メーカー協力のもと低廉化・合理化を図る。

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株式会社サカモト倉庫新築工事の建築実証(柾目板材の材料特性の検証)

  • 実施者:株式会社サカモト
  • 協議会運営者:株式会社サカモト
  • 令和5年度補正
  • 鳥取県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

CLT(36)と在来軸組(筋違)を併用した高強度の構面試験を実施。これを用いて高耐力のコアユニットを開発する。鉛直、水平構面のコア以外に求められる強度要求を下げ、コスト削減を図る。
併せて特産である「智頭スギ」の意匠性を活かし、柾目無節の板材を表面に配したパネルの強度試験も同様に実施して、CLTパネルの柾目と板目の強度特性を分析する。

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日ノ丸産業本社社屋建替工事の建築実証

  • 実施者:日ノ丸産業株式会社
  • 協議会運営者:株式会社白兎設計事務所
  • 令和元年度補正
  • 鳥取県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

山陰地方の気候における、を木質2方向ラーメン構造の4階建ての事務所建築物である。、如何に含水管理されたJAS材を良好な乾燥状態で施工するかが課題となる。プラットホーム工法により施工工程の簡略化を図り、CLT床版を採用することによる他構造との施工性、工事日程の対比を検証した。CLT版の雨養生の検討、実証することにより品質保持の在り方を検証した。

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日ノ丸産業本社社屋建替え工事の設計実証

  • 実施者:日ノ丸産業株式会社
  • 協議会運営者:株式会社白兎設計事務所
  • 平成30年度補正
  • 鳥取県
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

木質2方向ラーメン構造の複数層の床スラブにCLTを使用し、作業性、コスト、各種納まりを含めて実証し、今後の標準納まりの参考となるようにした。併せて、CLTの使用場所及び使用方法について協議会で議論し、汎用性、低コスト性を検討した。

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CLTを用いた既存木造住宅の耐震補強

  • 実施者:(個人)
  • 平成28年度
  • 島根県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証

実証した内容

既存木造住宅を、実験により性能を確認した孔を設けたCLT耐力壁を用いて耐震補強する。施工においては、既存の横架材にCLTを配置する場合の問題点を整理するため、施工確認を重点的に行った。

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セリオ株式会社本社新築工事の建築実証

  • 実施者:セリオ株式会社
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 令和5年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証

実証した内容

CLT使用量約610 ㎥(必要原木量約2,000㎥)の大型案件を、再造林が見込まれる森林認証材で建築するためには、どのような体制やスケジュールが必要かを実証する。
民間の事務所ビルをCLT造で建設することで、街に炭素を固定する事の大切さ、準耐火建築物を燃えしろ設計とスプリンクラーによりCLTを現しで使用し、豊かな執務空間の構築について検証する。

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奈義町子育て住宅新築工事の設計実証

  • 実施者:株式会社シーラ
  • 協議会運営者:株式会社シーラ
  • 令和5年度補正
  • 岡山県
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

地方の遊休資産、遊休農地を活用した子育て世帯向け共同住宅の開発。その住宅プロトタイプをCLT造で開発し、複数地域において展開する、モデル1の計画。汎用性の高いCLT造ユニットモデルを構築し、住戸ユニット配列によって、木造の住環境と住民コミュニティの場を創出する。岡山県奈義町を計画地として子育て世帯層に相応しい汎用性のあるCLTユニットモデルの確立を実証する。

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四角プロジェクト新築工事の設計実証、性能実証

  • 実施者:銘建工業株式会社
  • 協議会運営者:株式会社 PERSIMMON HILLS architects
  • 令和5年度
  • 岡山県
  • 設計実証
  • 性能実証

実証した内容

本建物では、CLT折板構造の直交方向に集成材をトラスの弦材として組み合わせることで、独立柱で支持可能な折板構造床を設計する。このような架構に関する実証データが存在しないため、接合部の納まりや力学的特性について実験により確認する。建設費は、鉄骨トラス+木仕上げの場合と比較し、CLT使用による工期・工事費・人工への寄与を検証する。

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CLT中層化「ウィングスラブ汎用性拡大及び防耐火対応プロジェクト」

  • 実施者:ライフデザイン・カバヤ(株)
  • 協議会運営者:ライフデザイン・カバヤ(株)
  • 令和3年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

6階建CLT中層建築の設計実証を行った際、床スラブとして使用するCLT複合スラブの部材性能実証も行ったが、全体の構造計画の中の一部として行ったに過ぎず、汎用性、コスト、防耐火等については課題として残している。汎用性に関しては設定荷重とスパン(6m超12m以下の範囲)で設計できるように、コストに関しては耐火要件を含めて他工法よりメリットが出せるように素材及び接合方法を検討する。

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応急仮設住宅から小さな週末農業小屋等への利用事業

  • 実施者:銘建工業株式会社
  • 協議会運営者:銘建工業株式会社
  • 令和3年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

CLTを用いた軸組工法におけるパネル化を仮設住宅をモチーフにして設置、解体、移設をテーマとする。昨年度本実証事業にてCLTパネル工法で実施したモデルをもとに、最廉価版として形状検討から行うとともに、11月実施予定の高知県での地震シンポジウムに設置後、解体して岡山県へ移築する、CLTを利用したリユース計画。

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銘建工業CLT工場第2加工工場の休憩所兼事務所新築工事の設計実証及び建築実証

  • 実施者:銘建工業株式会社
  • 協議会運営者:銘建工業株式会社
  • 令和3年度
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

CLT建築をユニットとして施工するする際、ユニット間の防水仕様に関する知見が不足しており、汎用性のある防水仕様をを検討する。また、CLTユニット間接合部(横方向及び高さ方向)の最適納まり等を議論し、低コスト性を検討する。また、外装材と構造躯体を兼ねた焼杉CLTを試用し、耐久性の向上と、外装工事のコスト縮減を検討する。又、1ユニットの吊り具の開発も同時に行う。

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CLT中層化project『NISHISHIMADA 1』新築工事の設計実証事業

  • 実施者:ライフデザイン・カバヤ株式会社
  • 協議会運営者:ライフデザイン・カバヤ株式会社
  • 令和2年度補正
  • 岡山県
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

CLT工法をベースにした独自構法「LC-core構法(3階建て以下のCLT工法/BCJ評定-LW0074-02)」を活用して初めて中層建築の設計に取り組むが、4層以上の建築物の設計に必要な①構造計画手法、②構造部材設計、③構造計算方法の知見が無く、当該建築物の設計において協議会を通じそれぞれの課題を検証し、CLTによる先駆的でかつ汎用的な木造中層建築物の設計手法について実証する。

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小橋工務店本社社屋新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社小橋工務店
  • 協議会運営者:株式会社小橋工務店
  • 令和2年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

木造による少柱空間の構成と上部階のはね出しについて、軸組工法単独の場合やCLT工法単独の場合よりも、CLT+軸組工法のハイブリッド工法の方が(基礎・木工事等の建築費)コスト削減できることと、少柱空間や上部階のはね出しが可能になりに、設計による敷地の有効活用が可能であることと、CLT単独工法よりもハイブリッド工法の方が、従来の地域の工務店や住宅大工での施工が容易であることの実証を行う。

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JR勝間田駅舎新築工事の建築実証

  • 実施者:勝央町
  • 協議会運営者:ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社
  • 令和元年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

CLTパネルを用いた薄肉ラーメン構造の屋内空間と、CLTパネルと集成材を合成したT型フレームによる屋外パーゴラで構成された駅舎の建て替え事業である。屋根と壁のCLTパネル同士の曲げ抵抗型接合部の検討により、実用性を検証した。また、CLT建築物の優れた施工性による短期間工事により、駅舎建築に求められる鉄道線路近接工事の安全性向上が期待できることから、今後の同種事業への有益性を検証した。

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カバヤホーム倉敷事務所新築工事の建築実証

  • 実施者:ライフデザイン・カバヤ株式会社
  • 平成27年度補正
  • 岡山県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

自社の倉敷事務所をCLTを構造体として設計、建設するために必要な部材の構造特性値を実験により求め、設計した建物において、告示を踏まえたCLTを耐力面材として利用し、建設する計画。既往実績で収集した温熱環境及びCLTの断熱性能を利用し、CLT表しで使用する。

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セイエル尾道営業所新築工事の設計実証

  • 実施者:株式会社セイエル
  • 協議会運営者:株式会社大本組東京本社一級建築士事務所
  • 令和4年度補正
  • 広島県
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

防耐火上の「その他建築」による標準的な仕様規定へプラスして、防火壁周囲への手当てを行うことによる建築計画によるコストメリットと、CLT工法採用により、 オフサイト建築を視野に入れた取組みを行い、人手不足を解消解決になるべく、建築現場の将来を見据えた設計仕様を示すことができた。告示改定に伴うルート1の通し壁の納まり採用検討により、設計及び施工の簡略化を図った。施工場所とCLT製作工場が近接していることによる工程、納品の効率化が可能であった。CLT接合部や、異種構造取合いの納まりを検討し、その過程を含め取り纏めることができた。

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呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)大型旋盤展示施設の建築実証

  • 実施者:大和興業(株)
  • 協議会運営者:(有)阪根宏彦 計画設計事務所
  • 令和3年度補正
  • 広島県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)大型旋盤展示施設を設計する。これまでの同メンバーによる実証データを元に、協議会において、接合部の最適納まり等を議論し、汎用性、低コスト性を検討する。実証建築物の建築費は、同規模の鉄骨(ALCまたはデッキスラブ屋根)造建物と比較し、CLT+S造のハイブリット構法のメリット、コスト削減に寄与する工事内容について検証する。

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ミヨシ産業広島営業所新築工事の設計実証および建築実証

  • 実施者:株式会社ミヨシ産業
  • 協議会運営者:福山弘構造デザイン
  • 令和元年度
  • 広島県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

建材販売会社営業所の倉庫棟をCLT告示ルート2、事務所棟を木造仕様規定に基づいて設計を行った。それぞれの建物において、特に比較的薄い90mm以下のCLTについて要求条件に合わせた様々な利活用を展開し特性を生かす方法を提案した。協議会において接合部納まりとストレストスキンパネルの実用的な仕様について議論し、汎用性やコストを検討した。実証建築物の建築費は、同規模のS造建物と比較検証した。

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ライフデザイン・カバヤ㈱福山支店新築工事の建築実証

  • 実施者:ライフデザイン・カバヤ株式会社
  • 協議会運営者:ライフデザイン・カバヤ株式会社
  • 平成28年度補正
  • 広島県
  • 建築実証
  • 設計実証

実証した内容

現在、CLTを用いた建築物で、大きくキャンチレバーをさせている国内事例が少なく設計・施工方法のデータが不足している。今回、CLT告示仕様(ルート3)を用いる事により、CLTを使用し大きくキャンチレバーをさせている意匠を用い、設計・施工方法を議論し汎用性、低コスト性を検討した。

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遊心館 別館 新築工事の建築実証

  • 実施者:ハレオクラジャパン合同会社
  • 協議会運営者:(有)和建築設計事務所
  • 令和3年度
  • 山口県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

特に屋外の影響を受けやすい海から50m以内の立地で、軒裏をCLT現しとした場合における、CLTと接合金物の塩害による劣化及びメンテナンス性について実証する。

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(仮称)M社小豆島事業所ビル新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社神栄建設
  • 協議会運営者:株式会社西崎組
  • 令和5年度補正
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

小豆島で事業所を建設するが、昨今のCLT建築は外装に木現し仕上げが少ない。CLT本来の木質を内外装ともに木質現し仕上げを実現することを実験により確認する。外壁は空気層を挟み込んだ木質ダブルスキンを検討し、木質化とともに内部環境への断熱性能を向上させ、さらに、2層分のCLT通し壁パネル工法の採用による組立工数削減も期待でき、2030年のZEB ・ZEH水準の適合化に向けてCLT木質建築物の普及に貢献できるよう検証したい。

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WFP本社工場新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社ウエストフードプランニング
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 令和4年度
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

本事業で得られた建設コストのデータは、他物件で計画する際に活用することが可能である。またR C造とCLTパネル工法のそれぞれの構造のメリットである部分を、最大限に利用し地域の魅力となる建築物を建築することができた。コストだけではなく、魅力的な空間や繋がりを持てる場を設けることで、地域社会においての役割を担い新たな情報を発信していく事に繋がっていく。またコスト比較を明確に示したこで、まだCLT建築物を設計、施工したことのない方への足掛かりとなり、香川県においての行政との連携、集材に関わる情報など、他物件においても同様の工法、内容が提案が可能であることが分かった。

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CLTスラブと木質トラスを用いた大空間の提案 - (仮称)ネムの木デイサービス丸亀

  • 実施者:社会福祉法人 光志福祉会
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 令和3年度補正
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

デイサービス等における大空間は他工法での実績はあるが、鉄骨造等ではないCLTスラブと木造トラスにより実現することにより、本事業におけるコスト、材料調達、施工手法の課題を分析することが可能である。また基礎形状も小さくなる為他工法に遜色無い価格にもっていくことが可能と考えている。

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(仮称)CLTを用いた中規模事務所への提案 - シンコール社屋新築工事

  • 実施者:株式会社シンコール
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 平成29年度
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

日本一小さな県で、日本一充実した「みどり」と共に暮らす社会の実現の為、県産材を使い、CLT建築における実用化(ラミナの安定供給)を協議会メンバーにより実証した。
一般的にはRC造又はS造で建設する内装メーカーの中規模ショールーム・事務所をCLTにて建設する事により、木構造の可能性を広く一般に告知して見せる建築物とした。

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(仮称)CLTを用いた中規模福祉施設への提案 - ネムの木グループホーム円座新築工事

  • 実施者:社会福祉法人光志福祉会
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 平成28年度補正
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

福祉施設の木造化を推進するにあたり、1階をRC造とし2階をCLT構造による建物とすることによって、福祉施設で必要とされる室用途に合わせた空間設計の実証を行った。また、香川県産材をいかに効率よく使えるか、山側からの供給体制も含め模索し実証した。

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CLTを用いた中規模スーパーへの提案 - フレッシュショップトマト新築工事

  • 実施者:フレッシュショップトマトチェーン株式会社
  • 平成27年度補正
  • 香川県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

スーパーマーケット(とまと)の屋根構面での利用を計画。構造は鉄骨構造でスパン約20mの大空間を構成。水平構面の部材と意匠を兼ねてCLTを活用する。店舗の場合の防火上の問題で、ロ-一準耐により、構造躯体は不燃とし、準耐火建築物にすることで内装制限を回避する。本計画においては移行せん断をCLT⇒鉄骨トラス⇒柱⇒基礎まで伝える為、鉄骨下地のCLT構面試験を実施し、本設計に生かす・ 鉄骨梁にCLTを載せかけ水平構面を構成する方法での実証。

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ヒカリ歯科・矯正歯科(歯科医院)新築工事の建築実証

  • 実施者:医療法人真摯会
  • 協議会運営者:長谷部久人建築設計事務所
  • 令和6年度
  • 愛媛県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

医療施設を設計する上で薄肉ラーメン構造を採用するが、現状では柱梁接合部データが不足している為、実験により構造特性値を確認する。協議会において、接合部の最適納まり等を議論し、汎用性、低コスト性を検討する。実証建築物の建築費は、同規模のS造建物と比較し、CLT使用メリット、コスト削減に寄与する工事内容について検証する。

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フロントエンド新社屋 新築工事の建築実証

  • 実施者:(株)フロントエンド
  • 協議会運営者:(株)清和設計事務所
  • 令和6年度
  • 愛媛県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

CLT使用量 約610㎥(必要原木量 約2,000㎥)の大型案件を、再造林が見込まれる森林認証材で建築するためには、どのような体制やスケジュールが必要かを実証する。民間の事務所ビルをCLT造で建設することで、街に炭素を固定する事の大切さ、準耐火建築物を燃えしろ設計とスプリンクラーによりCLTを現しで使用し、豊かな執務空間の構築について検証する。

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川之江港湾運送事務所新築工事の建築実証

  • 実施者:川之江港湾運送株式会社
  • 協議会運営者:島田治男建築設計事務所
  • 令和4年度補正
  • 愛媛県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

本実証事業においては、愛媛県において最大のCLT使用量がある建物として注目を集め、CLT建築物の非常に良い事例になった。特に愛媛県農林水産部森林局林業政策課との協議を通じて、県産材のスギ、ヒノキを使用してCLT建築物を推進する取り組みが進んだことは非常に大きな成果である。この成果は、今後、地域の資源を活用しながら持続可能な地域社会づくりを実現する第一歩になった。

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H-PROJECT

  • 実施者:株式会社茶玻瑠
  • 協議会運営者:有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所
  • 令和2年度
  • 愛媛県
  • 建築実証
  • 性能実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

本計画は、CLT と集成材を使用したボックス型スラブを採用し、ロングスパン(約9m)の可能性・工期短縮・意匠性を実証する。部材の性能実証は耐力、剛性の評価検討の実験を行う。協議会では接合部の納まり等を議論、汎用性、低コスト性を検討、建築費は、同規模のRC 造建物と比較し、CLT の使用メリット、コスト削減に寄与する工事内容につて検証した。

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県立内子高校部室新築工事の建築実証

  • 実施者:愛媛県
  • 協議会運営者:愛媛県教育委員会事務局 指導部 高校教育課
  • 平成29年度
  • 愛媛県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

愛媛県の県有施設における初めてのCLT建築物であるとともに、県内においてもCLT建築物の施工実績が少ないため、CLT建築物の現場施工時における問題点等を洗い出し、改善策を検討した。
建築コストについては、同規模のWRC造やS造など他工法と比較し、CLT使用メリット、コスト削減への方策を検討した。

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(仮)いの町集合住宅新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社響建設
  • 協議会運営者:株式会社響建設
  • 令和5年度補正
  • 高知県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証

実証した内容

CLT3.6mモジュール標準化工法による4階建て集合住宅。4階建にすることによる構造的なハードルと耐火構造への対応の検証と、アンカーセット施工方法やCLTパネル吊り込み方法、遮音性能などの検証も行う。
BIM-金物オブジェクト公開版作成とCASBEE認証+高知県環境不動産の認定第1号を目指している。

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(仮)朝倉集合住宅新築工事の建築実証

  • 実施者:個人
  • 協議会運営者:株式会社響建設
  • 令和4年度補正
  • 高知県
  • 建築実証
  • 性能実証

実証した内容

BIMを活用し、設計と施工とファブの連携と効率化を図ることでトータルコストが削減可能であることを示せた。CLTパネル工法のBIMによる設計施工は、これからの時代に向けての新しいワークフローとして示すことができた。標準型プランによりCLT部材使用量の縮減が図れ、過去の例と比較することによりプラン提案の応用力を高めることが可能となった。

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響建設鴨部倉庫新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社響建設
  • 協議会運営者:株式会社響建設
  • 令和4年度補正
  • 高知県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

本事業でCCUの組み立てを香川県三豊市により行い、四国におけるCCU普及拡大を目指す起点となった。3unit/日の組立実証、 12unitを計7日にて終了、ユニット工法の利点を生かし、倉庫CCU建方、鉄骨梁架及びCLT大版の設置を計2日にて終了した。ユニット構造はべた基礎を採用し、基礎鉄筋サイズ、基礎梁サイズを抑え大幅にコストを抑えた。また、CLT使用最小限でのCCU構造により木工事全体のコストを抑えることができた。

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(仮)秦南町集合住宅新築工事の建築実証

  • 実施者:合同会社TKG
  • 協議会運営者:株式会社響建設
  • 令和4年度補正
  • 高知県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証

実証した内容

本実証事業で、3.6m角モジュール標準プランにより設計した2案件を同年度に施工し、敷地条件の違いによる施工性を比較したデータ、また断熱や遮音性能を確保する建材で、その性能の比較検証データを得られた。また、BIMで設計する設計事務所に加えてBIMメーカーのグループも活用し、CLT製造メーカーのCAD担当者とのワークフローと「BIM-CLT加工データ連携」の蓄積データを得ることができた。

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(仮)秦南町集合住宅新築工事の建築実証

  • 実施者:合同会社 TKG
  • 協議会運営者:(株)響建設
  • 令和3年度補正
  • 高知県
  • 建築実証
  • 設計実証

実証した内容

本事業で実証するCLTを用いた建築物と鉄骨造又は鉄筋コンクリート造で建築した場合について、総コスト、工期、人工等を比較するとともに、本事業における材料調達、施工工程・手法等の課題を分析することが可能である。また、他工法と遜色のない価格の実現のために、地盤補強と構造躯体のCLT使用量及び工程を改善することで解決が可能と考えている。

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高知版CLT「ゆかばい90」設計・性能実証事業

  • 実施者:高知県林業活性化推進協議会
  • 平成27年度補正
  • 高知県
  • 性能実証

実証した内容

本事業では、3P厚さ90mmのCLTパネル(「ゆかばい90」)を木造住宅の2F床剛床パネルとして活用するため、平成26年度木造住宅等地域材利用拡大支援事業を受けて検討を行った設計パターンに基づき、作成済の構造設計実証用の部材試験体にて、構面実験により面内性能・要素性能等を評価する。

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hitマリナ住宅展示場兼事務所施設新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社アイビック 
  • 協議会運営者:株式会社アイビック 
  • 令和3年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

本事業ではCLT建築物を木造軸組建築した、工期、人工等を比較するとともに、本事業における材料調達、施工工程・手法等の課題を分析することが可能である。また、木造軸組工法と遜色のない価格の実現のために、工程を見直し改善することで解決が可能と考えている。

報告書

ジョイボンド九州社屋新築工事の建築実証

  • 実施者:(有)ジョイボンド九州
  • 協議会運営者:㈱大匠建設
  • 令和3年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

・計画建物には高耐久CLT材t=90・120・150を使用する予定である。計画建物と同規模のRC造やS造とのコスト面の比較を躯体材料費・施工費の両面から行うと共に、CLT工法のメリット・デメリットの比較提案も行う。低炭素化が求められている現代において、RC造とS造が排出するエネルギー量と木材が排出するエネルギー量を比較し、木造が与える社会への優位性を追求する。また、カーボンニュートラルを2050年までに実現出来るように求められている中で、木材の持つ環境への有効性を追求したい。中規模・大規模な建築物において、床に使用する場合など現状ではRC造の方が低コストとなっているが、負担率を出来る限り小さくできれば、CLT床のコストは著しく抑えられ、CLTを利用する方向性が生まれてくる。そのような状況下になれば、温室効果ガスの抑制にも繋がっていく。

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埋蔵文化財包蔵地区でのCLT幼稚園型認定こども園舎建築実証事業

  • 実施者:学校法人瑠璃学園
  • 協議会運営者:LOOPS Architect.㈱一級建築士事務所
  • 令和3年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

構造計算ルート1にて市販のCLT構造用面材を用いた設計の実施。部位別の高度な断熱設計、有効な材の寸法や取付パネル化、接合部の最適納まりや汎用性と低コスト性の実証。同規模のRC造建物と比較したCLTを使用するメリットや、コスト削減に寄与する建築工事内容および、埋蔵文化財包蔵地区でのCLT建築物について協議会で検証し実証する。

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古処山ブルワリー新築・改修工事

  • 実施者:KOSHOSAN BEVERAGES株式会社
  • 令和2年度補正
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

中大規模木造の耐震改修を進めるにあたり、水平構面の耐力が許容値を超える事例が多く、本建物も補強を要する。昔の建物は太鼓梁を@1800程度で配置しているため、根太を省略した構造用合板直貼りを採用できない。本計画では、規格上直貼りが可能なCLTを利用することで、改修部材の省力化及びCLTの汎用性を検討する。

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大和ビル新社屋新築工事の建築実証

  • 実施者:大和興業株式会社/有限会社阪根宏彦計画設計事務所
  • 協議会運営者:有限会社阪根宏彦計画設計事務所
  • 令和2年度補正
  • 福岡県
  • 建築実証

実証した内容

S造とCLT耐震壁の大判(マザーボード)によるハイブリット構法を2019年度、本事業で、設計検証した。コスト低減効果を主軸に、建設の合理性から設計し、その性能を実証できた。地域建設会社による自力施工を促し、従来コスト高で乖離しやすい先端性と普及性に対し、工事費縮減を進めるためにも、建設実証を進めたいと考えている。CLT大判耐震壁による接合部の少数化と工程縮減で、さらに、CLT+Sをダブルスキン内に設置し、環境制御の性能も、CLTに有効であるかも含め、建設実証し、その実現を目指す。

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筑紫工業新社屋新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社筑紫工業
  • 協議会運営者:株式会社大匠建設
  • 令和2年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

本件建物は、CLT 設計法(ルート2)許容応力度等計算により構造計算の実証を実施した。CLT 工法のプレファブ化の優位性、合理性を周知させ普及を促進する。CLT に伝わる建具の開閉時の振動と音の対策案の検証をする。リサイクルできるよう解体・組立の手順書を作成することで移築や別の建築物に再利用でき、未来にゴミではなく資源を残せる事業にしていく。

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采建築社二丈CLT CELL UNIT新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社采建築社
  • 協議会運営者:SAI GROUP HOLDINGS株式会社
  • 令和元年度補正
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

『CLT CELL UNIT』は、CLT材の柱壁、垂れ壁を日本古来の伝統技術である『蝶蟻(チキロック)』(雇さね)により強固に締結、これを鉄骨架台上に鋼板挿入ドリフトピン接合で、一体としたユニット構造躯体である。CLTパネル材の接合に金物を使用しないことで現し仕上げの美観確保が可能となる。ユニット化による施工方法で、単純化を図り、工期短縮が可能となって、かつ、建設業従事者/職人不足の問題に対する対策となり得る。ユニット利用と構成により、更なる高耐力化も可能であり、連結配置、離隔配置、さらには、連層などにより、多様な利用が可能である。この『CLT CELL UNIT』をオープンプロダクトとして、コミュニティ形成し、皆で守り育て発展させ、価値そのものを新たにデザインして創造していくようなオープンイノベーションを可能とする。

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大和ビル新社屋新築工事の設計・性能実証

  • 実施者:大和興業株式会社
  • 協議会運営者:有限会社 阪根宏彦計画設計事務所
  • 平成30年度補正
  • 福岡県
  • 設計実証
  • 性能実証
  • その他

実証した内容

S造とCLTの大板(マザーボード)によるハイブリット構法を設計検証した。4層のCLT+S造フレームに大板CLT耐震壁(セットバック/並行配置)と大板CLT床パネル構法で、総合的な建築コスト低減効果を主軸に、建設の合理性から設計し、その耐震壁と床の性能を実証した。地域建設会社による自力施工を促し、従来コスト高で乖離しやすい先端性と普及性に対し、工事費縮減を進めることで、S造+CLT大板耐震壁/床パネル構法による中層建築の普及を目指した。

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木質構造技能者研修センターCLT工事実証事業

  • 実施者:健康住宅株式会社
  • 協議会運営者:HOUSEORIGIN株式会社
  • 平成30年度補正
  • 福岡県
  • 建築実証

実証した内容

本施設を建設するにあたり、外周部はCLTを用いた構造躯体、内部は在来軸組工法を用いスケルトンとインフィルを明確に区分した簡易な設計手法を導入し総コスト低減を図り、将来の間取りや用途の変更にも対応可能な使用メリットを検討した。また、本事業を通じ西日本地区の木造建築設計者・施工技術者に対しCLTの技術研修等を実施し技能向上と普及に繁げた。

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W2(ウィルブツー)プロジェクトの建築実証

  • 実施者:有限会社キューベックス
  • 協議会運営者:株式会社智原聖治アトリエ 一級建築士事務所
  • 平成30年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

4層のCLTパネル工法告示仕様(ルート3)での合理的な構造手法及び汎用性金物での接合を検討した。また、パネル工法の狭小地建設を協議会を通じて検討し、効率よい施工を検証した。不動産開発事業を踏まえ、既存工法(壁式RC工法)とのコスト比較によって合理性を検証した。

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大牟田の整骨院併用住宅新築工事の建築実証

  • 実施者:(個人)
  • 平成28年度
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

CLTのパネルトラスによる平屋の併用住宅の計画である。極めてシンプルな合掌組みの架構を、CLT告示に基づくルート2で設計する。実験により、接合部に求められる中程度のスペックの仕様データを確保する。

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井上ビル新築工事の建築実証

  • 実施者:(個人)
  • 平成27年度補正
  • 福岡県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

オフィスビルをCLTを構造体として設計するために必要なCLTの基準強度を使用して、CLT設計法(ルート1)許容応力度計算により構造設計を行い、建築確認取得後着工、CLT施工精度等の検証を行う。

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オール木質化CCUによるCLT建築の普及拡大事業

  • 実施者:(株)采建築社
  • 協議会運営者:SAI GROUP HOLDINGS(株)
  • 令和5年度
  • 佐賀県
  • 低コスト化実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

CLT CELL UNIT(以下、「CCU」)工法の普及促進を目的として、木造建築物のボリュームゾーンである 2階建て以下の戸建て住宅等への適用を企図し、さらなる低コスト化、施工性向上、汎用性向上を主眼としたCCU構成方法の見直しを行う。そこでは、施工者が木造戸建て住宅を主な事業対象とする工務店等であることを前提とし、鉄骨架台等の非木質部材を極少化した 「オール木質化」 構造を目指す。

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『CLT CELL UNIT』によるCLT建築の普及拡大事業

  • 実施者:SAI GROUP HOLDINGS 株式会社
  • 協議会運営者:SAI GROUP HOLDINGS 株式会社
  • 令和4年度
  • 佐賀県
  • 低コスト化実証
  • 屋根

実証した内容

CCU工法による製造企業と連携した規格・標準化及びラインアップ拡張開発を進めて、CCU事業化による普及拡大を推進し、CLT建築のコスト低減実現の可能性を示すことが出来た。さらに、CCUの高耐力化による多層化建築への展開可能性を示すと同時に、2層以下の建築物での更なる低コスト化CCU工法の実現可能性を示すことが出来た。

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中村ビル 新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社平山組
  • 協議会運営者:株式会社平山組
  • 令和2年度補正
  • 長崎県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

長崎県内において初めてとなるCLT工法による2階建て事務所を建設する。実証する内容は主に以下4点とする。①床並びに屋根面のCLTの受け梁を増やし負担率を軽減することによるCLTの厚さの限界値をを検証する。②床CLT並びに屋根CLTの厚さを小さくしたことによる下階への振動音の変化を検証する。③これまでの方法と今回負担率の軽減を行った場合のコスト比較を行う。④角形鋼管LSB工法を採用することによる施工短縮期間の検証を行う。

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西海園芸フラワーショップ新築工事の建築実証

  • 実施者:有限会社西海園芸/有限会社設計機構ワークス
  • 協議会運営者:有限会社設計機構ワークス
  • 令和2年度補正
  • 長崎県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根
  • その他

実証した内容

店舗施設(花屋)の梁架構、屋根をCLTで設計する。平面中央部の4本のRC柱の上に最長スパン11.8mをCLT縦使いで架構を組む。CLTの幅はぎ方向にも接着剤を使用し、強度を検討する。実証建築物の建築費は、同規模のRC造建物と比較し、CLT使用メリット、コスト削減に寄与する工事内容について検証する。

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西ノ原の家、建築物の建築実証

  • 実施者:(個人)
  • 平成27年度補正
  • 長崎県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

意匠性を重視したCLTの実証、長崎県産のスギ材で製造したCLTの表面に9mmから12mmの桧のラミナ材を接着し、意匠性を重視したCLTを使用した住宅の提案する。

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小規模建築物で規 格製造寸法のCLT を活用したコスト削 減と施工工程簡略 化の実証

  • 実施者:(個人)
  • 協議会運営者:大谷一翔建築設計事務所
  • 令和5年度
  • 熊本県
  • 低コスト化実証
  • 屋根

実証した内容

工場で製造されている規格寸法( 1820×4550 t90・t150 )CLTで建物を構成することでCLT材のコストと運搬費の削減、及び現場での施工性向上など小規模建築でのCLT活用について実証します。小規模建築物でのCLTの普及を想定し、壁に使用したCLT材に外部仕上げとして、超軽量断熱モルタルを採用することで、通気層のいらない工法とし工程の簡略化とCLTの特性を活かす建物を目指します。

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CLTパネルによる 構造の簡略化と熊 本でのCLT商流 ルートの設計・建築 実証

  • 実施者:株式会社 マスナガ
  • 協議会運営者:株式会社リズムデザ イン
  • 令和4年度補正
  • 熊本県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

熊本県のように製材所や加工所が少ない地域でCLTを活用した
建築物を設計する場合、取引可能な業者が限られるため、手間賃がかさむ傾向があることが分った。本計画では、設計側が商流ルートを確保することで、低コストでの納品を実現できた。設計面では、CLTの棟の接合部をスチールプレートで接合することで強度を確保し、さらに袖壁とテンション材を組み合わせることで、柱や梁がなくてもスラスト力に対応した大空間を可能とした。

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(仮称)神水公衆浴場新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社黒岩構造設計事ム所
  • 平成30年度補正
  • 熊本県
  • 建築実証
  • 屋根

実証した内容

本建物の屋根はCLTを円弧上に組積させた樽構造である。各CLTの接合部は、せん断力を雇い実で負担し、曲げモーメント及び軸力を千切りで負担する。継手に金物を利用しないので、即座に入手困難なCLT専用の金物に工期は影響されない。またCLT版は湾曲材を製造する事ができないので、単材をアーチ状に組積させることで同厚以上の剛性を確保し、接合部は曲げ試験を行い実証した。

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介護老人保健施設八祥苑新築工事の建築実証

  • 実施者:社会福祉法人代医会
  • 協議会運営者:株式会社 太宏設計事務所
  • 平成28年度補正
  • 熊本県
  • 建築実証
  • 設計実証

実証した内容

介護老人施設をCLT告示仕様(ルート1)、大版架構形式にて計画しCLT告示の設計実証を行った。大版架構形式での部材ピース数低減の実証を行いCLT製造コスト・施工コストの低コスト化を実証すると共に、大版パネル計画により増加するであろう運搬コストについても、効率的な積み荷計画、輸送計画を立案し汎用性、低コスト性を検討した。

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冨士屋ホテル(仮称)新築工事の建築実証

  • 実施者:株式会社一也百
  • 協議会運営者:有限会社渡邉工舎
  • 令和5年度
  • 大分県
  • 建築実証
  • その他

実証した内容

冨士屋ホテルをCLT告示仕様(ルート2)で設計するが、現状では狭小地における旅館ホテルでの実績が不足しており、実験により温泉地における狭小地、景観に関する影響を確認する。協議会において、近隣への影響を配慮した在来工法とCLTパネル工法との融合及び綿密な施工計画等を議論し、汎用性、低コスト性を検討する。実証建築物の建築費は、同規模のRC造建物と比較し、CLT使用メリット、コスト削減に寄与する工事内容について検証する。また、街づくりとして、地域のホテル旅館組合と連携し同業他者への普及を目的とした協議会を設け、温泉地におけるCLT工法優位性について検証する。

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大分市中島東集合住宅モデルプロジェクトの設計実証

  • 実施者:(個人)
  • 協議会運営者:株式会社吉高綜合設計
  • 平成28年度補正
  • 大分県
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

共同住宅の新築工事(枠組壁工法、準耐火構造)においてCLTを床材全般、階段床、一部の非耐力間仕切壁に使用した設計を実証した。床CLT表し仕上による遮音性、振動の影響及びパネル割付寸法と表面塗装、輸送形態等の汎用性、低コスト化についても検討した。

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株式会社加藤工機日向支店新築工事の建築実証

  • 実施者:㈱加藤工機
  • 協議会運営者:㈱ SALHAUS
  • 令和3年度補正
  • 宮崎県
  • 建築実証
  • 設計実証
  • 屋根

実証した内容

国内で製造可能な最長寸法L=12mの2方向性を有するCLTによる折板構造で屋根を掛け渡し、フレキシブルな執務空間を実現する。コストとデザインに影響する接合方法、建方手順、養生方法、屋根防水完了までの工期短縮等への効果を検証し、工法的合理性を示すことで、小規模民間建築へのCLTの普及促進を目指す。

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山佐木材株式会社 CLT工場増築工事の設計実証

  • 実施者:山佐木材株式会社
  • 平成27年度
  • 鹿児島県
  • 設計実証
  • 性能実証

実証した内容

自社のCLT製造施設をCLTを使用して建設するために、CLT耐震壁としての構造特性値を実験により求め、この値を用いて設計した建築物において時刻歴応答解析を行った。梁間方向は1方向ラーメン構造、桁方向をCLTの耐震壁構造とした。CLTのせん断耐力の高さを他工法と併用することで、大空間物件にもCLTの利用が可能であることを示し、これらを他の設計者の参考となるよう設計のプロセスとしてまとめた。

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下地島空港旅客ターミナルビル新築工事の実証事業

  • 実施者:三菱地所株式会社
  • 協議会運営者:株式会社日建設計
  • 平成28年度補正
  • 沖縄県
  • 設計実証
  • 性能実証
  • 屋根

実証した内容

屋根構造をCLTの併用構造としてルート3で設計した。CLTの接合部データ、重ね梁形式の2方向屋根の変形を実験により構造特性値を確認した。また、実施設計で汎用性、低コスト性、工期短縮を検討した。

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木構造振興株式会社
公益財団法人日本住宅・木材技術センター

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